Blackmagic Design HyperDeck Studio HD Plus サクッとレビュー

 
 
Blackmagic Design HyperDeck Studio HD Plus
使い手で判断が分かれる一品?
 
 
 
とりあえず、背面インターフェイスの一覧
 
SDI-IN x1
SDI-OUT x2
Monitor SDI-OUT x1
HDMI-IN x1
HDMI-OUT x1
BNC-IN x1
BNC-OUT x1
REF-IN x1
REF-OUT x1
RS422-IN x1
RS422-OUT x1
Ethernet x1
USB-C x1
AC-IN x1
DC-IN x1
 
 
各ポートのスペック
SDI:270Mb、1.5G、3G、6G
HDMI:2.0
Ethernet:1Gb/s
 
 
 
サクッとレビュー

・購入理由
H.264での録画が可能になったこと
また限定的ではあるが、FHD以上の画質にも対応している。
録画はSDIだけではなく、HDMIにも対応
SDカードは2枚さしでスイッチして連続録画も可能
USB-CでSSDなどの接続も可能となっている。

・購入前印象
HDMIとSDI対応なので、セミプロベースからアマチュアまで幅広く使用できる
YoutubeLive等のマスター録画として、ゲームやPC操作画面の取り込みを安定して行えるのでは?と期待して購入

・良い部分
購入部分そのまま
USB-CをPCに繋ぐことでWebカムとして動作も実は便利

・悪い部分
購入して、実機を使用して気がついたが、FHD以上はH264での録画は対応していない
FHDとHDのみがH264での録画となり、それ以外は基本的にApple ProResなどとなる。
ビットレートなどのエンコードの細かい設定はできず、基本的には事前に準備されている
プリセットのみを使用することとなる。

ちなみに録画時の設定は以下の通りです。
 
H.264SDI 70Mb/s
H.264高 70Mb/s
H.264中 45Mb/s
H.264低 20Mb/s
Apple ProRes HQ 220Mb/s]
Apple ProRes 147Mb/s]
Apple ProRes LT 102Mb/s]
Apple ProRes Proxy 45Mb/s]
DNxHR HQX [12 bit 25.99MB/s]
DNxHR HQX MXF
DNxHR SQ [8 bit 17.21MB/s]
DNxHR SQ MXF
DNxHR LB [8 bit 5.39MB/s]
DNxHR LB MXF
 
※各データレート等はサンプルデータまたはカタログデータから拾っています。
 
H.264 
H.264 SDI
H.264 Hi
H.264 Mid
H.264 Low


・セット内容
1.本体
2.マニュアル類
3.ゴム足 x4つ

ゴム足は19インチマウントラックなどを使用して固定する場合は使用せず
ネジ留めの部分となる。
 
 


・本体の質感
筐体は金属製、フロントベルゼは樹脂製、
ボタンやダイヤルなどは程よい抵抗があり、誤操作も少なくて良いかと

・使用時の注意点
悪い部分でも取り上げたが、H264が限定的対応だったこと
 


・活用方法
PC画面、カメラ、Youtubeなどのライブ配信映像の一部をこちらに割り振り
映像のマスターとして録画することが可能
YoutubeLiveは配信するためにどうしても通常よりも配信用に映像のビットレートを落として
配信することとなる。しかし、実際にPC側で準備している映像は、もっと良い状態の場合がほとんど
そのため、配信後に配信映像をダウンロードして編集すると、どうしても映像がよくないことが多い
本機でマスターを作成することで、それらが解決することとなる。

OBSの映像も同社のDeckLink系を使用することで、出力が可能となる。
本製品と合わせて、こちらも同社のWebpressenterHDを併用することで
PCを使用しない配信環境や、配信映像をマスター化などの連携が取れやすく
シナジー効果が高いです
 


・価格について
価格は2つの目線から考えることが必要で、
1つは、本機を配信のマスター録画として使用することが簡易と考える
映像マスター系(配信や映像業界などのプロ層)からすると、本機はとてもやすく
コストパフォーマンスが高いものと言える。
もう一つのハイアマ層のPCでの録画作業を外だしと考えると
高くなる。また、この層の場合、付随する周辺機器を揃えるなど必要となるので、
さらに割高感が増す。
 
 
といった感じかと、詳しくはまたYoutubeLiveにてだらだら喋る予定です。
 
 
 

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