UltraVNC 接続設定についてのざっくりメモ

UltraVNC 接続設定についてのざっくりメモ

vnc接続設定の固定化及び、接続手間改善について

※今回はUltraVNC を使用、 UltraVNCを以後VNCと表記


目次

現状の問題点と解決方法について

設定手順

余談:


2024年10月1日

現状の問題点と解決方法について

問題点について

・都度 接続時or接続後にが画面の表示設定などをしなければならない

(パスワード入力に関しては特にどちらでもいい)

・ビューワー側の設定を保存しても、都度起動後に設定ファイルを読み込む動作が必要となる。

設定ファイルをビューワーとの紐づけを行って、設定ファイルから直接VNCを起動、接続までを行う

→ 単純に紐づけしても 設定ファイルがうまく読み込まれず

VNC自体も起動しない

レジストリの紐づけ記載部分に、設定ファイルであること認識させて

設定ファイルからの自動起動、接続を行えるようにする

_

設定手順

 手順は設定ファイルの作成、ファイルの紐づけ、引数変更

※引数の変更はファイルの紐づけを行わないと、レジストリ内に項目が作成されないので、

手順通りやる必要がある。

1.通常通り、接続したい方法などを設定して、サーバーへ接続

2.接続された状態で、vnc側のメニューバー等を右クリック

「Save connection info as .. 」を選択して、設定ファイルを保存する

3.設定ファイルを右クリック、メニューから「プログラムを選択」を選択し

vncビューワーを選択、常時使用にしておく

4.レジストリの下記のキーに 引数前に -CONFIG を追加する

場所:

 \HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\vncviewer.exe\shell\open\command\

例: "C:\Program Files\uvnc bvba\uLTRAvnc\VNCVIEWER.EXE" "%1"

  → "C:\Program Files\uvnc bvba\uLTRAvnc\VNCVIEWER.EXE" -config "%1"

余談:

致し方ない部分ではあるが、設定ファイルとアプリケーションの紐づけは

OS側の機能で行われている。これにより、各アプリケーションで設定された

引数などは考慮されず、単純なファイル名引数での起動となる。

アプリケーション側がこれらをかみして、起動時のファイルチェックなどから

引数が単純化されたosの紐づけ方式と独自の起動手順を網羅が本来はベスト

また、今回使用しているvncはWindowsなどではかなり長らく使用されてきたものなので、

ここら辺ぐらいはデフォで対応しておいてほしいものです。

ましてや簡易的な対応方法がレジストリをいじるというのは、

個人的に好ましくない行動なので、これらが安易にネットに広まっているのは

ちょっといかがなものかな?と思うしだいです。

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