左手デバイスの云々 2021/10/15

色々な追加デバイスを購入する中で、感じたことをメモ程度にまとめる

通称:左手デバイス を運用するには
一般的に専用のAppが必要となる。
同じように見えるが実は大きく分けて3パターンほどあり
これらで大きく運用とフィーリングが変わってくる
下記のパターンは実際にジャンルとしてあるものではなく
分類をするために作った造語です。


動作パターン1:ネイティブコントロール
ハードウェア自体はほぼキーボードと同義としてPC側には認識される。
専用のアプリケーションで、左手デバイスのキーバインドを行うが、
このアプリケーションがなくても動作は可能となる。

動作パターン2:メモリコントロール
ハードウェア側にメモリ機能があり、それに従い入力が行われる。
このメモリはハード側にあるため、PCを変えて、専用アプリを入れなくても動作するパターンと
入れなければならないパターンがある。
また、専用アプリ側でメモリ機能を、PC側でアクティブになっているアプリ(ゲームなど)によって
瞬時に切り替えて動作を行うことも可能

動作パターン3:アプリコントロール
ハードウェア側には基本的にメモリ等の機能はなく
単なる物理ボタンとして動作し、専用のドライバーを必要とするパターンが多い
また、動作には必ずPC側にコントロール用のアプリが費用となり、
動作としては、ボタンを押下→専用アプリが押下したボタンを認識→専用アプリから入力をPCへ伝達となる。


簡易ではあるが、それぞれの伝達方式は下記の通り

1:ネイティブコントロール
左手デバイス → PC

2:メモリコントロール
左手デバイス → PC
PC アクティブApp → 専用App → 左手デバイスメモリ書き換え

3:アプリコントロール
左手デバイス → 専用App → PC
PC アクティブAPp → 専用Appでモード切り替え※1

※1:モード切り替えを左手デバイスで表示して、あたかもデバイス側で
動作キーが変更されたかの様に振る舞うものもある。


それぞれの利点と欠点

1:ネイティブコントロール
どのPCに差し替えても基本的に同じ動作をする。ただし、Appによる動作切り替え等ができないので
単純なキーバインドのみとなり、使用するAppの特殊なキーバインドは適さない
PC側の状態やAPPに左右されなく、キーボードと同じ扱いのため、3種類の中では一番
レスポンスがよい

2:メモリコントロール
基本的には専用Appを必要とするものの、デバイス側にメモリ機能があるため
PCを変更した場合、専用Appを入れるだけでデータの引き継ぎが可能な場合が多い
このため、とりあえず使用するPCには専用Appを入れておくだけでOKなものが多く
データ等の管理は簡易でると同時に、専用Appのコントロールにより、
アクティブAppによって、左手デバイスのメモリを切り替えて使用することが可能である。

3:アプリコントロール
左手デバイスを指すだけで使用ができず、専用Appと使用するApp毎または共通などの設定を必要とする。
さらにデバイス側にメモリ機能を持たないため、使用するPCが変わると一からセットアップが必要となる
設定データの引き継ぎやクラウドドライブなどを使用して設定ファイルの共通化が必須となる。
また、コントロールの性質上、3種類の中では入力時のレイテンシーが一番高くなる傾向あり
PCの状態(高負荷状態で操作を受け付けない状態)では動作しない場合もある。
ただし、APPごとにフレキシブルにキーバインド設定が自動で変わるものが多く
汎用性は非常に高い

ゲーム等で使用する場合の例
FPSなどの高速操作を必要とするものに関しては 1、2、3の順番でチョイスするとよく
RPGやシミュレーションなどのじっくり動作は逆の3、2、1の方が良いパターンが多い


デバイス例
1:ネイティブコントロール
Bluetooth テンキー
Koolertron 片手キーボード 

2:メモリコントロール
Logicool G300Sr
LOGICOOL g13

3:アプリコントロール
Loupedeck Live
elgatoSTREAM DECK M
Orbital2
3Dconnexion SpaceMouse


共通の問題点として
現状はこれらの区別などは実際になく
実際にどの様に操作するかは、事前によく調べるor実際に使用してみないと不明
特に2、3の判断は非常に難しく、サポートセンターなどで質問しても
担当者も把握していない場合もある。

上記の内容は左手デバイスを使用する中で、大事なファクターとなりえる
1つの区分であり、使用する際のトラブルやユーザビリティに直結する部分となる。
手の感触、操作のしやすさだけでは見えない分としてこういった部分があるので
もし今後左手デバイスを導入したいと考えている人がいるのならば
デザインやサイズ、操作感だけではなく、実際の運用部分となる部分となる
コントロール部分にもめを向けるとより、充実した
自分にフィットとしたデバイスが選べるかと思う気がする

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