AYANEO Pocket S ざっくりレビュー

AYANEO Pocket S ざっくりレビュー

AYANEO Pocket S 国内正規版 Andoroid搭載ポータブルゲーミングデバイス 6インチ (Snapdragon G3x Gen2 1080P/12GB/128GB オブシディアンブラック)

¥89,800 税込

https://amzn.to/46l4tUN


ゲームスマホの スマホ部分をカットして

コントローラーを足したものが、本製品のざっくり概要です。

良い点としては

・ファン内蔵で、安定稼働

・シンプルにゲームAndroidとしてよい(無駄に電話等の機能・設定がない)

・Google Playストア に対応

・軽量、コンパクトで手軽に使用可能

続いて、本体情報とベンチマーク結果をざっくり記載

(本体情報等は実機から取得したも)

Soc:Snapdragon G3x Gen 2

CPU:8core Max3.36GHz

GPU:Adreno A32 (124 - 1000 MHz)

RAM: 12 GB

DISK FreeSpace:約90GB

OS:Android 13 (Tiramisu)

Display: 1920 x 1080 6.9 inches, 321dpi 60MHz

batte Capacity:6000mAh

センサーは多数搭載しており、長くなるので最後にダラダ記載してます。

ベンチマークはパフォーマンス設定を「ハイパフォーマンス」設定

・Geekbench 6.3.0 for Android AArch64

Single-Core Score: 2088

Multi-Core Score: 5521

Vulkan: 12206

OpenCL: 12396


例:Apple iPhone 13 Pro Max[ A15 Bionic] Single:2313 Multi:5631

・3D Mark SteelNomadLight

Score:1383

 ・PC MARK

Wrok3.0:15618

Storage:43758        

・RAM&SSD
RAM Copu:69328.19MB/s
SSD Read:76.09MB/s Write:86.70MB/s

サクッと触った感覚的に

購入検討する中で、ポイントとなるのは

・当然ですが、Androidでゲームなどを多くする方

・実施予定のゲームがコントローラーに対応している

または、タップする部分がある程度固定できるゲームであること

・日常的にスマホでゲームをすることが多く、ゲームの影響で

バッテリーの減りやスマホの容量を圧迫している方

上記に1つでも該当すれば検討してよく、2つ以上ならほぼ使用するメインターゲット者となるかと思います。


実機をさわった感想として

OSはAndroid13 をカスタムしたもので

アプリの対応が少し気になったが、特にゲーム系で本製品の構成が原因で

インストールができないということはなかった。

単純に性能については、Socの性能そのままであり、

本製品だから性能が落ちているということはなし

しかし、ファンが内蔵されていることで、長時間プレイをした際の熱蓄積による

性能ダウン等がはるかに少なく、安定してゲームができる

そのファンは、回転数自体を簡易にコントロールできるので、

軽いゲームでは静穏重視なども可能ではある。

※専用メニューからモード選択する様子

また、このモードにより性能がそこそこ変わる。

例として、3D Mark SteelNomadLight がハイパフォーマンスの場合

 Score:1383 にたいしてバランスモードはScore:1068 となる。

Steel Nomad Light の比較

 

ゲームの種類によってはバランスモードでも十分動作する

このモード変更によりゲームにあった適切なモードで動作させることも可能となり

無駄な性能垂れ流しも少なくできる

動作モードについてですが、Saving、Bakance、Game、MAXなどがあり

最上位では、ファン音がそれなりにうるさくなる(ほぼ全開で回る)

こえらの設定も専用アプリで、ある程度細かく調整は可能となっている。

※ベンチマーク中の発熱状態

外装の発熱状態としてはそこまでひどくはなく、これもファンが内蔵されている恩恵で

排熱がファンレスとは違い、かなり良い感じになっています。

本体サイズは、昔のゲームギア感があり

スイッチを一回り小さくした感覚

昨今、出ているUMPC系のゲームPCよりはるかに軽量で薄型です。

画面側は鏡面処理がされており、裏面はエンボス加工?だったか、名前はうるおぼえですが、

手触りとしては上々であり、安さやチープ感は少なめとなっている。

コントローラーについては、

アプリ側がコントローラーに対応しているならば、そのままゲームパッドとして使用可能で

対応していない場合は、専用アプリ「Gamepad tool」にて

ボタンをゲームごとに画面の操作部分に割り当てることができる。

※ゲームパッド設定の様子

設定自体はめんどくさい(操作は簡単ではある)ですけど、

一度設定すれば、ゲームを起動すると自動的に認識されるので

初回の設定は致し方なしとして、やれる方ならかなり有用かと

個人的には十分で、便利です。

その他インターフェイス周りでは、USB-Cが底面中央に1ポートぐらいで

3.5mmLineOutなどのヘッドホン端子もなし、

MicroSDカードスロットは左側面にあり、512GBをテスト的に使用したが、特に問題なし

アプリもMicroSDカード側に移すことも可能でした。

MicroSDカードついでに、ストレージ容量についてですが、

今回は128GBをチョイスしたが、開封時はおよそ100GB程度の空きとなっている。

個人的に余裕と思っていたのですが、昨今のヘビータイトルを数本入れると

意外と余裕がなくなる。特にアップデート等が頻繁なこの点のタイトルはギリギリの容量の場合

アップデート時に予備容量が確保できずに、動作しなくなるなどのトラブルにつながる。

今回テスト段階で累に漏れず、複数本ヘビータイトルを入れて、容量がギリギリとなった

別途512GBを用意して、MicroSD側にヘビータイトル、内蔵側には軽量アプリを入れて

運用している。用途次第ですが、ここら辺は購入時にモデルorMicroSDなどを検討すると良いかと

ただ、留意点としてカスタムOSで使用されているランチャーが

メイン画面に表示されるアプリの対象が、内蔵ストレージのみとなっており、

外部に逃すと都度、設定からのアプリ一覧からの呼び出しが必要となる。

MicroSDカードスロットがあるのに・・・

とりあえず現状はランチャーの設定もなしですが、今後のアップデートに期待です。


微妙な点として

・メーカーがデフォで入れいているカスタム用アプリ「AYA Window 」が

Googleプロテクトに不正アクセスアプリとして認識される。

不正アプリではないとは思うが、ただ この文言を見るとどうしても不安になる

また、Googleのセキュアに対応していないデバイスである旨も表示される。

ここも合わせて不安ではある、つまりGoogleのお墨付きはないので、

本製品自体やメーカーに懐疑的であれば・・・・回避すべきか?と思います。

余談ですが、Android自体(OS)はそこまでカスタマイズはなく

設定項目等で、本製品だから設定項目が省かれているなどはほぼないように見える(ざっくり確認です)

ついでですが、USB/Wifiを使用したデバックモードなどの開発者系のものも

標準的に使用できるので、USB経由でPCから操作も可能でした。


総評として

最初に記載した対象者の条件は、触った感覚としては変わらずで

ゲームをするには、お手軽サイズで、スマートフォンに影響なく使用できるのは良いかと

価格的に少し高い印象はあるものの、ゲームの周回などを放置できるのはよく

そこそこゲームするならおすすめではある一方で、

ランチャーや専用アプリの認証状況など、ゲームの動作自体には影響ないものの

微妙と思われる点もある。改善されれば、素直におすすめできる

個人的には満足度はほぼ満足 ぐらいかと

星:★★★★☆[⅘]

表面のガラス保護シートは下記を使用しています。

https://amzn.to/3LY3lx9

AYANEO Pocket S 国内正規版 Andoroid搭載ポータブルゲーミングデバイス 6インチ (Snapdragon G3x Gen2 1080P/12GB/128GB オブシディアンブラック)

¥89,800 税込

https://amzn.to/46l4tUN

2024/08/10


下記はサーマルとセンサー系の一覧です。

<<< Thermal >>>

aoss-0: 41.0°C

cpuss-0: 44.2°C

cpuss-1: 44.6°C

cpuss-2: 44.6°C

cpuss-3: 44.6°C

cpu-1-0: 48.9°C

cpu-1-1: 51.7°C

cpu-1-2: 43.8°C

cpu-1-3: 44.2°C

cpu-1-4: 43.8°C

cpu-1-5: 44.2°C

cpu-1-6: 43.8°C

cpu-1-7: 46.1°C

cpu-1-8: 44.2°C

cpu-1-9: 43.4°C

cpu-1-10: 42.2°C

aoss-1: 41.6°C

cpu-0-0: 45.9°C

cpu-0-1: 44.0°C

cpu-0-2: 44.4°C

nspss-0: 40.8°C

nspss-1: 40.8°C

nspss-2: 40.4°C

nspss-3: 40.0°C

video: 42.8°C

ddr: 41.6°C

mdmss-0: 40.8°C

mdmss-1: 40.8°C

mdmss-2: 40.4°C

mdmss-3: 41.2°C

camera-0: 40.4°C

camera-1: 41.2°C

aoss-2: 41.8°C

gpuss-0: 40.3°C

gpuss-1: 40.6°C

gpuss-2: 41.0°C

gpuss-3: 40.6°C

gpuss-4: 41.0°C

gpuss-5: 41.8°C

gpuss-6: 41.0°C

gpuss-7: 41.0°C

pm8550_tz: 40.7°C

pm8550b_tz: 37.3°C

pm8550b_lite_tz: 45.2°C

pm8550b-ibat-lvl0: 93.0°C

pm8550b-ibat-lvl1: 93.0°C

pm8550ve_f_tz: 36.2°C

pm8550vs_c_tz: 39.0°C

pm8550vs_d_tz: 38.5°C

pm8550vs_e_tz: 38.3°C

pm8550vs_g_tz: 38.3°C

skin-msm-therm: 39.9°C

cam-flash-therm: 71.8°C

wlan-therm: 38.7°C

pa-therm-1: 38.1°C

rear-tof-therm: 83.3°C

usb-therm: 38.1°C

xo-therm: 40.1°C

Battery: 33.0°C

<<< Sensors >>>

icm4x6xx Accelerometer Non-wakeup:

icm4x6xx Accelerometer Wakeup:

icm4x6xx Gyroscope Non-wakeup:

icm4x6xx Gyroscope Wakeup:

gravity Non-wakeup:

gravity Wakeup:

linear_acceleration:

linear_acceleration_wakeup:

Game Rotation Vector Non-wakeup:

Game Rotation Vector Wakeup:

icm4x6xx Gyroscope-Uncalibrated Non-wakeup:

icm4x6xx Gyroscope-Uncalibrated Wakeup:

sns_smd Wakeup:

step_detect Non-wakeup:

step_detect Wakeup:

pedometer Non-wakeup:

pedometer Wakeup:

ccd_tilt Wakeup:

Device Orientation Non-wakeup:

Device Orientation Wakeup:

stationary_detect:

stationary_detect_wakeup:

motion_detect:

motion_detect_wakeup:

icm4x6xx Accelerometer-Uncalibrated Non-wakeup:

icm4x6xx Accelerometer-Uncalibrated Wakeup:

bu52053nvx Hall Effect Sensor Non-wakeup:

bu52053nvx Hall Effect Sensor Wakeup:

Dynamic Sensor Manager:

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