AtomMan X7 Ti

AtomMan X7 Ti ざっくりレビュー

AtomMan X7 Ti ミニPC インテルCore Ultra 9プロセッサ185H DDR5 32GB 1TB SSD Windows 11 Pro 小型ゲーミングpc 4インチスマートスクリーン/FHD 1080Pカメラ付き/RJ45 5Gbps×2/Wi-Fi 7 /BlueTooth 5.4/HDMI 2.1/DP 2.0/USB4×2 4画面出力対応

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Intelはさておき、

   性能的には文句なくよいと言える


2024.8.30

目的は単体での使用ではなく

OCulink接続前提で購入です。

とりあえず、単体での動作チェックがほぼ問題なかったので

感想までのレビューです。Oculinkを使ったレビューは別で記載予定です。

良い点

・Intel 最新世代CPU(逆に不安ではあるけどw)で AI用eGPUなどがある

・本体ディスプレイでハードウェア状態がわかりやすい

・カメラも内蔵で、顔認証が可能

・OCulinkなど接続系が、本体サイズに対して豊富

といった感じです。一部の項目は、人によっては賛否あるものかもですけど(汗

逆にイマイチな点としては

イマイチな点

・内蔵追加ストレージが M.2 2230 x1枚のみ

・本体HowTo系情報が現状(2024.8)はほぼない

・カスタマイズはほぼなし

・本体ディスプレイ情報のカスタムがほぼなし

個人的に情報がないこと、さらにその少ない情報の一部が、

場所によって異なる箇所があり、判断に苦しむことがある。

あとは、ストレージのM.2なんですが、2230とショートサイズのもの限定になります。

ショートサイズなので、どうしても容量が大きくなるとコスパが悪くなるのが

地味に微妙な点です。

次に、メーカー情報ではなく本体から直接取得したハードウェア情報と

ベンチマークなどをざっくりと

初回起動時ハード情報

OS:Microsoft Windows 11 Pro Ver:23h2 Bilde:22631.330

CPU:Intel Ultra 9 185H 16Cor22TH

eGPU:Intel Arc Graphics

RAM:Crucial 16GB DDR5-5600 SODIMM CT16G56C46S5 x2枚

NPU:Intel AI Boost

SSD: KINGSTON OM8PGP41024Q-A0 (953 GB M.2 2280 PCI-E 4.0 x4接続 空き:893GB)

NIC:ealtek RTL8126 5GbE Family Controller x2

Wifi:Intel Wi-Fi 7 BE200 [BT5.4 ]

AUDIO: Realtek ALC269

Any: FHD Webcam,IR Camera

接続ポート一覧

・HDMI 2.1 ×1

・DP 2.0 x1

・OCulink ポート×1

・USB4 ×2

・USB3.2 Gen2 Type-A ×2

・USB3.2 Gen1 Type-A ×1

・USB2.0 ×1

・3.5mm LineOut[HP] x1

・LAN x2

・SD カードスロット ×1

・DC[電源 Input:19v6.32A] x1

本体以外の付属品

・スタンド

・HDMIケーブル

・電源アダプター[Out:19V 6.32A 120.08W]

・説明書類

続いて一般的な CPUなどのベンチマーク

・3DMARK

SteelNomad DX12スコア:750 グラフィックテスト:7.51fps

TimeSpy スコア:3960 グラフィック:3555 CPU:11196

FireStrike スコア:7793 グラフィック:8464 物理コア:277079 総合スコア:2927

・PCMARK10

スコア:7229

・CrystalDiskMark 8.0.4 x64

1GiB x5 Read:4787.376 MB/s Write:3724.833 MB/s

64GiB x5 Read:4790.553 MB/s Write:3755.075 MB/s

・PassMark

Rating:7074.0

 CPU Mark:33248.6

 2D Graphic Mark:638.5

 3D Graphic Mark:6291.6

 Memory Mark:2744.3

 DiskMark:3245.8

・GeekBench 6.3.0

CPU Single:2454 Multi:13192

GPU OpenCL:33996

GPU Vulkan:35197

・GeekBench 5.5.1

CPU Single:1825 Multi:13176

GPU OpenCL:30433

GPU Vulkan:29065

・CINEBENCH R23

CPU Single:1828pts Multi:18060pts

つづいてゲーム関連のベンチマーク

・Blue Protocol Ver1.0.0

設定:1920x180 高画質 仮想フルスクリーンモード

Directx12 Score:4798 評価:設定変更が必要

・StreetFighter6 Benchmark

Total SCORE:50/100 評価:設定変更が必要です

・FinalFantasy Xv Windows Edition BenchMARK

設定:標準品質 1920x1080 ウィンドウ

スコア:3238 評価:普通

・PSO2 NEW GENESIS

スコア:1929 評価:設定を簡易グラフィック

・ドラゴンクエストX ベンチマーク Ver1.6

設定:標準品質 1920x1080 ウィンドウ

評価:すごく快適 スコア:18415

・ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク ※1

SCORE: 5960

平均フレームレート: 41.23784

最低フレームレート: 27

評価: 普通

・ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク Ver. 1.1 ※1

SCORE: 4985

平均フレームレート: 34.8

最低フレームレート: 18

評価: 普通

※1:ファイナルファンタジーXIV 共通設定

画面サイズ: 1920x1080

スクリーンモード設定: ウィンドウモード

DirectX バージョン: 11

グラフィック設定のプリセット: 高品質(デスクトップPC)

ベンチマーク中の感想など

ベンチマーク時の挙動や結果について

スコア的には概ね Intel 12世代のデスクトップ用i7上位モデルとほぼ同等といっても過言ではなく

AI用のコアであったり、GPUがARCへとなっていることにより

ゲーム性能に関してもそこそこ検討しているといって良いかと思います。

軽めのゲームであれば、GPUの追加は不要と思える

本製品だから性能が低下しているといことはないので、性能としては上々です。

なので、本格的にゲームをするか不明な場合、取り柄えずで導入して

グラフィックが追加が必要と言える状況になったら

Oculink経由で追加するのもありかと

当然ですが、この場合はコスパとしては悪くなるものの

ゲーミングPCをかったものの、ゲームをせず、ただただでかいデスクトップPCが

邪魔になるよりは、数段マシかとは思います。

本体ディスプレイについて

言語変更は可能、レイアウトも固定パターンではあるが変更は可能

表示されているデータの変更は不可

GPUのみ詳細にとか、CPUのコアごととかなどは不可で、

ざっくり表示項目はCPU、メモリ、GPU、SSDの使用状況

通信上下、ファン回転数、あとは日付と天気

GPUなどで複数ある場合、デバイスIDの若い側のみが表示される

当然ですが、これも変更不可

個人的に細かく設定できる必要性はそこまで思わないが、

できるがやらないのと、まったくできないのでは話が違うし、

せっかくのディスプレイが、タスクのみの表示は微妙かと

カスタムアプリもメーカーからは出ておらす

ストレージの追加について

m.2 2230 が追加可能となっており、実際に追加したが、

PCIe4 x4 で接続されており、性能も問題なしでした。

留意点としては、追加の2230と標準で搭載されている2280の固定ねじが共有になっていること

(1本で2つを同時にとめる)また、ヒートシンクは大型のものが、内臓ファンと一体型と

なているので、薄いものならばいいですが、追加では必要なしとなっています。

あと、余談ですが、2230サイズは需要がややにっちで

容量単価が高めになりがちです。

RAMの入れ替え

購入したモデルはRAM32GBで、通常であれば問題はないレベルなのですが、

諸事情で64GBへ入れ替え、メモリひサーマルシートが貼ってあるタイプが搭載されている

メーカーはクルーシャです。入れ替え時にメモリにシールが貼っていると

サーマルシートの邪魔になるので、どちらのメモリも表面にシールがあるタイプのものは

回避するか、とる、または裏面に張り替えておくとよいかと

ちなみに微妙な情報として、メーカーサイトでは最大96GBまで搭載可能となっているが、

販売サイトなどでは、64GBとなっている・・・・実は価格を考えると容量単価は96GBの方が

より良いパターンがある。ただ、ネットでの流通量が少なく

あっても店舗在庫ではない場合や、海外からの配送などである場合が多い状態でした。

(2024.8頃)

廃熱について

側面から吸気して、底面に出す構造となっており、

平置きではなく、スタンドに鎮座させてこそ効果が高い設計となっている。

CPU的にも省電力コアが多めのタイプもあいまって、高負荷時の廃熱はそこそこ優秀で

熱暴走が起きるような状態ではないので、高負荷で使用する前提なら、スタンドは必須かと思います。

その他

使用していて、大きく問題ではないが、コンパクトな設計とディスプレイ、カメラ内臓などの影響か

ポートがまばらにあるので、配線した後の見た目が微妙です。

本体サイズに対して、ポートが多い分致し方なしという部分はあるとは思いますけど

側面は吸気する側以外には何らかのポート当がある状態で、

なんとなくですが、平置きでつかわせたいのか?スタンドで使用させたいのか?

どちらにせよ、ぶらぶらしてる感があり、結果的にそこそこのスペースが必要になる

(当然ですが、ポートをほとんど使用しないタイプの方であれば問題はなし)

余談:Oculink について

最終的にOculink接続で 4070TI を搭載して運用していますが、

Oculinkの接続動作や、細かい操作項目がなく

通常接続しただけでは、認識や連動起動などがしなかった。

メーカー、そのた情報系サイトでも有効な情報がなく

自分である程度パターンがわかっていたので、解決できたものの

それも正しい手順化は不明(BIOSの設定を一部変更)です。

Oculinkを搭載して、それを売り文句の一つとしているならば、

ディスプレイの件も併せてですが、もう少し情報などが欲しいところかな

とりあえず以上です。最初に記載した通り、Oculink接続での使用がメインなので、

そちらはまた別でレビュー予定です。


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