物理的分散を考えてみる。Mac FinalCutProX で効率よく作業をする為の云々・・・ その2 トランスコードとかProRes
前回の内容は下記を参照ください。
読むのがめんどくさい方向けの超訳
1.Macの動作が遅い
2.MacMiniを追加して分散処理をする
3.データの中継にNASではなくSSDを購入
って感じです。
とりあえず先に到着したのがSSD
購入したのは下記の2点
思いっきりビジュアル重視で購入です。
撮影はXiaomi Mi Note10Lite にて
で、早速ベンチマーク
Write:240MB/s、Read:320MB/s前後という感じ・・・・
おっおせぇえええええ!!!
まぁ〜Macで扱っているにexFatで使用しているという部分があるので、少し影響はあるとはおもうのですけど、さりとておせぇええ
予算的に微妙なラインだったので致し方無しですけど、そのうちここがストレスになりかねない遅さですね。
ちょいとチョイスを失敗です(汗
あーーーどうすっかなぁ〜と思いつつも、ビジュアルはお気に入ったので、いずれ買い換える可能性はありますが、とりあえずはこのままで分散化を実施していきます。
実施するにあたり、普段の動画作成作業の内容を少しだけお話です。
編集ソフトはFinalCutProX[以後:FCP]
作業の流れ
撮影→ファイルの保管→Apple ProRes化→FCP編集→各種アップロードへ書き出し!
細かく言えばまだいくつか作業がありますが、上記のような流れです。
通常ではあまり見ない?作業として動画ファイルのApple ProRes 422化があります。
何それ?必要?と思うかもしれませんが、実はFCPを使用している方の中には
知らずに同じ作業を行っている方もいるかと思います。
一般的な話として、多くの動画編集ソフトでは
編集する際に、元のMP4などの動画ファイルからデータを読み直接編集するのではなく
一旦、編集ソフトが編集しやすいファイルへと変換を行うことがあります。
FCPの場合、この中間ファイルがApple RroRes 系のファイルとなります。
動画ファイルをFCPで読み込む際に選択する。
トランスコードの「最適化されたメディア」や「プロキシメディアを作成」するなどがそれに該当します。
知らず知らずのうちにやっている方もいるのではないですかね?
まず、このトランスコードがそこそこの時間とマシンパワーが必要となる作業なのですが、
トランスコードってひつようなのですか?
まず、このトランスコードがそこそこの時間とマシンパワーが必要となる作業なのですが、
そもそもトランスコードって必要なのか?という疑問もあるかと思います。
これを実施せずに編集作業を行うことも可能ではるのですが、その場合
編集時のプレビューなどの都度生成される部分で、映像がスムーズに見れないことや駒落ちで表示されることもあり、実際の編集物とはズレが発生する場合があるのです。
なので、編集ソフトが扱い安いファイルにしておくことで、編集時のフィードバックをより快適、正確に行い、結果として安定した編集作業を使用!というのが、トランスコードの効果です。。
ざっくり雰囲気的に話すと、MP4などの圧縮されたファイルを都度、解凍して、加工して表示よりも、より圧縮率などが低く、システム的に取り扱いしやすい素材本来のネガ状態(Raw状態)の映像から加工のみを行った方が結果がより正確に、リアルタイムに表示しやすくなるといった感じです。(非圧縮というわけではないです。圧縮自体はありますが、扱いはしやすい)
ただ、ターンオフとして、ファイル容量が膨大となります。
GoProなどで撮影した4GB前後のファイルの場合、Apple ProRes化422方式で行うと
おおよそ40GB前後までファイルが膨れ上がります。
ファイル容量を少なくして、編集時のマシン負荷をUpさせるか?
それともファイルの容量を多くして、編集時のマシン負荷を軽減させえるか?
といった選択肢になります。
自分にあった方法でよく、トランスコードもそれに合わせて実施するといい感じです。
私の場合は、編集時に多くの動画ファイルを同時に扱うことが多く
またそれらが全て4Kやカラー補正などを行うことになると
その結果をよりスムーズに快適に行うにはProRes化は必須といっていいファクターとなります。
といった感じです・・・・ってながい・・・・
とりあえず、ProRes422へ変換することが、快適編集につながる場合が多いので
(私の場合です)
なので、この作業を切り離して、Macminiに担当させておき、その間は他の作業を行う!
そのデータの受け渡しにSSDを使用する!といった感じのプランです。
MBPでは編集や写真の加工、仕分け、Upロードなどをメインに行い
MacMiniでは、トランスコードのみを実施
、場合によっては書き出しも!
重くて時間のかかる作業は裏でやらせておけ!って感じですね
さてさて、うまくいくのか?というところですが
今回は変に解説がながくなったので、ここまで!
では、次回は実際に実施していくところをおとどけ?
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