Intel ARC A770 GPU 16GB グラフィックカード 21P01J00BA ベンチマークなど

 
 Intel ARC A770 GPU 16GB グラフィックカード 21P01J00BA
2023/03/13

掲載が遅れましたが、ARC A770 の続きです。
とりあえず、ベンチマーク周りのスコアをざっくり羅列
 
ハードの構成は前回を参照
 
■テスト1ベンチマーク
・3DMAK FireStrilke:25711
Graphics Score:32674
Physics Score:26827
Combined Score:9664

・3DMAK TimeSpy:13398
Graphics Score:13663
CPU Score:12076

PCMARK10 Score:7443

・Geekbench 5 Score
Intel UHD Graphics 770
Vulkan Score:8293
OpenCL Score:8467

Intel Arc A770 Graphics
Vulkan Score:75333
OpenCL Score:100993

・ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク
SCORE: 19231
平均フレームレート: 136.3291
最低フレームレート: 44
評価: 非常に快適
画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: ウィンドウモード
DirectX バージョン: 11
グラフィック設定のプリセット: 高品質(デスクトップPC)

・ファイナルファンタジーXVベンチマークスコア
SCORE:10383
評価: とても快適
グラフィック設定のプリセット: 標準品質
画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: ウィンドウモード
 
 
■テスト2eGPUとして
ノートパソコンを利用して
EGPuとしての有効性を確認する

残念ながら
理由として GPUの活用として
一部、BIOSレベルで設定の変更が必要な場合があるが、今回のテストでは対象がノートパソコンにしたためか 本領の性能は発揮されず

■テスト3ゲーム動作

前提として、まだまだ対応がゲーム側、ドライバ側ともに不十分であること

EFTテスト(配信もIntelソフトで)
1080p,配信は720pへ
 

https://youtu.be/fb4oDQhyi-M

思いと言われている、ストリートでは30fps〜60fpsとなり
場所によって結構落ち込むシーンがあるものの、これは他の上位GPUでも同じような感じかと
逆に最適化が進んでいるWoodsでは60fps〜90fpsと十分に実用性のある数値

逆に対応してきているゲームとして「ホグワーツ・レガシー」では
反射など綺麗に高設定で十分遊ぶことができた。
 
■テスト4ARC A770 QSV エンコード
 
IntelのGPU(iGPUを含む)固有動画エンコード機能QSV(クイックビデオシンク)を使用して動画変換を行う際の性能差を検証する

1080p実写動画を720pへ変換する
このときA770はiGPUよりどれほど優れた性能を発揮するのか?
CPUのみで変換した場合(標準的指標として)と比較しての差が
どのようになるか?検証していく
変換にはhand brake CLIを使用して行う
実写動画 2.1GB 1080p→720p H265へ変換
 
 
テスト環境ではA770のQSV限界値(使用率100%)にはならず
fps、処理時間ともにまだ伸びしろがあると思われる。
ファイル容量としてはiGPUよりも少ない(高圧縮)だが
CPUのみを使用したものと比べると落ちる
映像自体の差はさほどなく
視聴レベルであれば問題なし!
 
 
■総評として
ゲームなどの体感は、ベンチマークのスコアよりも良い印象ではあるが、
たまにゲームの種類(多分作成エンジンや対応状況)で、CGの甘さがでたり
色味が少し変な瞬間がある
価格的にRTX3060よりも安い?こともあり、今後安定してintelがGPUを
開発、供給するのであれば、選択肢としては間違いなくありになる
つまり、今後のIntelの本機度合いで十分上振れするポテンシャルありです。
 
 
 
 
 

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