OneMix2S+OBS で YoutubeLive配信を




価格:¥94,999
2019年某日価格

本題の前に・・・・


過去に数回取り上げています。OneMix2Sですが、やっとこ最終目標であります
YoutubeLive配信マシンとして仕上げる段階が今回です。
というのもOneMix2Sの購入目的が、屋外での空撮ライブをするためでした。
今まではMacBookPro15インチを使用していたのですが、持ち歩くとなると
ライブ機器(カメラやドローンなど)と合わせるとかさばるため、
配信機材は出来るだけコンパクトで!というのが目標でした。
ちなみに屋外ライブはこんな感じ

[初日の出をご一緒に2019]
URL:https://youtu.be/YE11yVVLzh0



それ以外にも!
https://youtu.be/ZwMUJtO-riA
https://youtu.be/q_zUii7j4ss

余談ですが、単純な映像のみを見せるだけでOKならばもっと簡単な方法はありますが
テロップ、BGM、コメントなどなどいつもと同じ様なライブとなると
PCがどうしても必要となるのです(汗)
いつもの配信環境(自宅)は下記にて公開しています。


で、今回はこのライブ配信を快適に行うために
OneMix2Sで配信する際の最適な設定をテストしたので、記録までに

前提条件について


今更ですけど、Youtubeのライブ配信についてと
OneMix2Sのスペック、最適な設定を導き出す条件についてです。

まずはYoutubeの配信設定についてです。
基本屋外での放送やモバイルを想定しているので、通常1080p以上ってのは考えていないといいますか、無理w
1080p/30fps以下で、Youtubeが推奨しているのは

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・基本プロトコル:RTMPストリーミング
・動画コーデック:H.264、4.1
・キーフレーム感覚:2秒
・オーディオコーデック:AACまたはMP3
・音声ビットレート&サンプルレート:128Kbps/44.1KHz
・ビットレートエンコード:CBR

各解像度動画ビットレート
・1080p/30fps 3000〜6000Kbps
・720p 1500〜4000Kbps
・480p 500〜2000Kbps
・360p 400〜1000Kbps
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ざっくり、以上の様な感じです。詳細を知りたい方はYotubeのサイトこちらへ
続いて、OneMix2Sでライブ配信をする際の構成について

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・ハード
PC:OneMix2S
配信ソフト:OBS
HDMIキャプチャー:Elgato CamLINK
カメラ:iPhoneXsMax or iPhone8Plus
空撮カメラ:DJI Mavic2Pro

導き出す条件
・メインのHDMIキャプチャ表示とサブカメラの2カメラ同時表示を想定
・細かい設定での調整は極力しない(極力ね)
・CPUが7割程度で安定すること
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といった感じですね
細かい設定はしないといっても、ある程度することにはなるとは思いますが、
キワキワのチューニングではなく、一般的なレベルで落とし込んでおく方が
あとから汎用性が高いってとこですね



テストです

テストの前にOneMix2Sのスペックをざっくり確認!よく似たスペック、または上下のモデルならば、同じ様なことができるはずなので、参考になるかと思います。

————————————————————————————————————————
CPU: Core m3-8100Y 2コア4スレ 1.1GHz→3.4GHz
GPU: Intel UHD Graphics 615 300MHZ 900Mhz
RAM: 8GB
SSD: PCIe SSD 256GB
[HWMonitorより]

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まずは、OBSにてHDMIキャプチャーしたものをそのまま配信した場合のテストです。
設定こうもくについて

キャンバス:配信をする際に編集する画面のサイズ
出力:アップロードする画面のサイズ(このサイズが視聴者さんの最大解像度となる)
ビットレート:秒間に使用される映像ファイル量
コーデック:映像を変換する方式

設定画面


キャンバス:1080p 出力:1080p/30fps ビットレート:1500Kbps コーデック:X264

→100%あたりっきりです。これはアウトです(汗)正確にはドロップフレームもないので
ライブ自体は可能ではありますが、何かがあると、アウトの可能性がある感じです。

キャンバス:1080p 出力:720p/30fps ビットレート:1500Kbps コーデック:X264

→これは少しだけ、ほんの少しだけ余裕が出てきた感じです。ただ、シーンによっては100%使い切る状態なので、上記と同様に厳しですね

キャンバス:1080p 出力:720p/30fps ビットレート:1500Kbps コーデック:QSV

→コーデックをQSV[GPUへ]へ変更しましたが、この状態ではX264とさほど変化なし

キャンバス:720p 出力:720p/30fps ビットレート:1500Kbps コーデック:X264

→キャンバスサイズは720pへ・・・効果なし(汗)以前厳しめ・・?ただ、GPUが10%ほど落ちたので、マシン的には少し余裕ができた。ダウンコンバードが無い分の余剰が出たといった感じかと思います。

キャンバス:720p 出力:720p/30fps ビットレート:1500Kbps コーデック:QSV

→きた!一個まえのX264(CPUメインの処理)で、GPU側にできて余裕ができていたので、QSV[GPU側処理]なら効果があるか?と思ったら、ありました!!
CPU使用率が平均60%前後、映像の変化があっても微増といった感じで安定している。
これならば設定としては健全と言える状態かと思います。


キャンバス:720p 出力:720p/30fps ビットレート:1000Kbps コーデック:QSV

→ビットレートをさげれば、さに効果が?と思ったのですけど、500Kbps減では効果なしでした(汗)


つづいて、これにサブカメラを追加した状態でのテスト
サブカメラはiVCamというソフトを使用します。


これは、iOS系の端末カメラをWebカメラとして利用できるアプリで
良い点としては、同じWifi配下なら無線でもOK!もちろんUSB接続で、有線でもありというものです。あと、複数カメラも対応です。ただiOS側のアプリが有料ですけどね(汗)
で、こいつの[iVCam]いいところとして、少しだけですけど映像の設定ができることで、通信量などをコントロールできる点ですね

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設定項目
・ビデオサイズ: 解像度
・ビデオFPS: そのままFPSですw
・ビデオ画質: 見た感じ変化がないですけど、Lowなどにするとデータ量が減る
ビットレートみたいですね。


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ちなみに音声も飛ばせるので、うまくやれば中継カメラとして使用することも可能だったりします。以前、VPN経由接続テストしましたが、うまく行きましたw

テストです。ベースはHDMIキャプテストでよかった解像度:720p QSVの上に
ワイプとして、iVCamの映像をのっけます。

左@iVcam:540p 接続:Wifi、右@iVcam:540p 接続:USB


左@iVcam:360p 接続:Wifi、右@iVcam:360p 接続:USB


→540p、360pもほぼ差がなし、厳密には360pの方が軽量ですけど
720pもテスト使用かと考えたのですが、キャンバスと出力が720pの動画のワイプに720pをいれてもスペックの負荷が増えるだけで、映像的見たら差が無いと思ってしていません(汗)

ポイントはWifi接続時は当然ですが、Wifiの受信側帯域を使用していること
USB接続時はそれが無いとい感じです。
ちなみに、USB接続(有線接続)した方が、PCヘの負荷は軽減されます。
下記はiVCamのみをOSBに表示した時の負荷状況

360p 左@USB、右@Wifi


ま〜数%ですけど、ギリギリの設定時は効いてくる感じです。
デスクトップなどで、8コアぐらいになると、ここら辺はほとんど感じるレベルではなくなりますけどね。ただ、ノートPCや屋外で別のことでWifiを使用する場合は注意をはらいたい部分ですね。

テストとしては以上ですね



まとめ OneMIX2Sで最適な配信解像度は?


結果からすると、720pでQSV[GPU処理]させるのがOneMix2Sにとってはバランスのいい設定と言えるかと思います。ワイプは540pでも360pでもOKかとw

留意点としては、今回のテストでは、OneMix2S側に合わせた設定方法でした。
ただ、実際の配信ではこれにプラスして、回線の状態に応じた設定変更が必要となります。特に私の想定している屋外でのライブではさらにこの条件が厳しく
マシンOneMix2S的に720pが快適配信できるとしても、回線状況が不安定な結果
540p程度で配信、またはビットレートを大きくおとして配信などもアリエールということです。今回の結果はあくまで、OneMix2Sでとりあえず安定して配信できる最大は?ということだけチェックしていただければ幸いです。

ではでは、いずれ屋外での空撮ライブにて!




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