DJI Spark 一旦まとめ:2.セットアップについて
前回の続きで、今回はセットアップについてです。
価格:¥ 65,800
2017年某日価格
前回の記事はこちら
1.セット内容と外観について
2.セットアップについて
3.テストフライトについて
4.セルフィ&空撮ドローンとして
今回は第二部
今回はさらっと流れの解説になります。
DJI のドローンは開封後、即フライトではなくある程度の作業が必要になります。
(これはどのドローンであっても、基本的に発生します)
項目としては下記の通り
1.アクテベート
2.ファームアップデート
3.IMUキャリブレーション
3.コンパスキャリブレーション
キャリブレーション関係は機種依存の部分なので、機種(PhantomやMavicPro)によってはしなければならないことが多い場合があります。ちなみに、DJI ではIMUキャリブレーションですが、メーカーによってはゼロキャリブレーションや加速度キャリブレーションなどなど言い方は様々ですが、基本的にはセンサー系のリセットになるので、開封後は必須と思った方が良いかと思います。
補足事項として、国内でDJIドローンを販売するストアでは「調整済み」と記載されて販売されているものがありますが、上記のアクティベート以外と実際にテストフライトを行なってい異常がないかをチェックしているのが「調整済み」になります。
(ただし、ストアによって実施される項目には差異があります。)
それではまずはざっくり紹介した動画です。
Youtubeリング:https://youtu.be/IPOItjCjONs
アクティベートとは?iPhoneなどの初期設定をしたことがある方はおなじみと行っていいかと思うフレーズですが、ざっくり言うとライセンス認証です。
主な内容は使用するSparkをDJIへ登録する作業とついでに機体の基本設定が行われます。
アクティベートを行うにはDJI GO 4アプリが必要ですので、事前にダウンロードしておくことが必要です。開封時のマニュアルなどにアプリダウンロード用のQRコードがあるはずなので、利用すると簡単にダウンロードが可能
アプリを立ち上げたあとは右上のDJIロゴ横をタップして機種をSparkを選択後、右上のメニューアイコンをタップして、QRコードを選択、ケース右横にあるQRコードをスキャンすると、アクティベートが開始されます。



iOS版のアプリ画面
あとはアプリの指示通りで、DJIのアカウントを登録、このアカウントに紐づくので、間違って違うアカウント(出先などで、開封して友達のアカウントで登録)すると、色々とめんどくさいことになるので気をつけましょう!あと、事前にDJIアカウントは作成しておくと楽です。アカウント登録作業ではSparkの電源をONにしておく必要があります。
機体ナンバー(シリアル)を確認するためです。
QRコードスキャン後の画面遷移



以上で登録が完了して、以後は機体の初期設定に入ります。
ほとんど画面を見ればわかるもので、機体名、表示単位、初心者モード、パームコントロール、操作モードとなっていきます。
それぞれをちょこっと解説



機体名は好きなものを、複数台所有している方などの管理用と言って等しいですね
単位は好きなものですが、Km/hが日本ではまずはわかりやすいかと、m/sでも問題なし
初心者モードは初めてドローンを触るかたであればONがおすすめ、あとで簡単にON/OFFできるので、どちれでもいいですけど、個人的にはONにしています。初回のテストフライトはONにしておいた方が無難ですね


アドバンスド・ジェスチャー・コントロールはパームコントロールのことで、Sparkの目玉機能でもあるので、基本はONで良いかと、送信機オンリーと言う方はOFFでOKデス
操作モードに関しては賛否ありますが、個人的に初めての方はモード2をおすすめ
日本ではモード1を進めるかたも多いですけどね。。。長くなるので、ここで解説はしませんが、競技などをするのでないのであればモード2が楽なことが多いです。
あとはシュミレーターと初心者必読、DJI Careのお知らせ後、元の画面に戻ってきて、アクティベートは完了です。この時、ファームウェアのアップデートがあるなしは購入先や購入時の状況により様々です。



これは先も述べたように、状況によっては発生しない可能性があります。
また、ダウンロードは基本的にWifi経由となるので、SparkへのWifi接続から自宅等へのWifi接続への切り替えが必要になるので、わりとめんどいです。



左からWifiへ接続指示、ファームダウンロード、アップデート中です。
アップデートではSparkが数回再起動することがあります。
起動が完了したらSparkへWifi接続してあげると、アプリのアプデート状況が更新されます。
ファームのアップデートはそこそこの頻度で発生するので、使用する前にチェックしておくといいかと思います。使用するときに発生して、状況によってはSparkが使用できない場合もあるので、使用する前の日、数時間前などにWifiが確保できる場所でするのがおすすめです。
残りはキャリブレーション関係です。
IMUとは?加速度計などのベースとなるセンサー機器のリセットです。
これはコンパスキャリブレーションも同様ですが、輸送や使用状況によってずれが生じることにより、機体を正しくコントロールするゼロの位置(例:機体が水平状態かどうか?)などにずれが発生することにより動作が不安定になります。このずれをリセットする作業です。IMUは使用頻度にもよりますが、月に1回は最低でも行なった方が良いです。
操作画面の上部やや右にあるドローンのアイコンをタップして、MCパラメーター設定内にあるセンサーを選択するとIMUとコンパスの状態確認画面になるので、ここでキャリブレーションボタンをタップして、あとは画面指示に従えばOKデス。


操作画面とMCパラメーター設定画面


IMUとコンパスの状態確認画面、画面下中央部にある「キャリブレートしてください」をタップするとそれぞれのキャリブレーションが実行されます。


IMUキャリブレート画面、指示に従えばOK、基本はプロペラを外して、画面の絵の通りにSparkをおくだけ、置く場所は水平が取れていることが大前提です。
これはIMUとほぼ同じですが、キャリブレーションするセンサーの違いです。
画面遷移もほぼ同じで、キャリブレーションする方法は、Sparkを手に持って回転させるだけです。


コツはあまり早く回転させすぎないことです。
コンパスキャリブレーションは簡単にどこでも実施可能なので、できればその日フライトする前に1度実施(エラーがなくても)して置くことがおすすめです。
クラッシュ時なども必須です。あとは、ファームウェアのアップデート後などです。
キャリブレーションは正しく実施できるのであれば、実施して悪いことは決して無いことなので、安全のためにも定期的に実施をおすすめします。
全くせずに放置して、フライトしている最中にキャリブレーションが必要とエラーがでて、コントロールが効かない、効きにくいなど不安定になるのは最悪です。
また、サードパティ製のアプリを使用するときも、事前いキャリブレーションを実施して置くことをおすすめします。これが正しい状態であることが前提で動作するアプリも存在しますので、誤動作の原因となります。
以上がセットアップの流れでした。
今回はレビューと言うより、自分用に覚書的な構成となりました
次回はテストフライトなので、今度はレビュー的なものになるかと思います。
ではでは
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価格:¥ 65,800
2017年某日価格
前回の記事はこちら
1.セット内容と外観について
2.セットアップについて
3.テストフライトについて
4.セルフィ&空撮ドローンとして
今回は第二部
2.セットアップについて
今回はさらっと流れの解説になります。
DJI のドローンは開封後、即フライトではなくある程度の作業が必要になります。
(これはどのドローンであっても、基本的に発生します)
項目としては下記の通り
1.アクテベート
2.ファームアップデート
3.IMUキャリブレーション
3.コンパスキャリブレーション
キャリブレーション関係は機種依存の部分なので、機種(PhantomやMavicPro)によってはしなければならないことが多い場合があります。ちなみに、DJI ではIMUキャリブレーションですが、メーカーによってはゼロキャリブレーションや加速度キャリブレーションなどなど言い方は様々ですが、基本的にはセンサー系のリセットになるので、開封後は必須と思った方が良いかと思います。
補足事項として、国内でDJIドローンを販売するストアでは「調整済み」と記載されて販売されているものがありますが、上記のアクティベート以外と実際にテストフライトを行なってい異常がないかをチェックしているのが「調整済み」になります。
(ただし、ストアによって実施される項目には差異があります。)
それではまずはざっくり紹介した動画です。
Youtubeリング:https://youtu.be/IPOItjCjONs
アクティベート
アクティベートとは?iPhoneなどの初期設定をしたことがある方はおなじみと行っていいかと思うフレーズですが、ざっくり言うとライセンス認証です。
主な内容は使用するSparkをDJIへ登録する作業とついでに機体の基本設定が行われます。
アクティベートを行うにはDJI GO 4アプリが必要ですので、事前にダウンロードしておくことが必要です。開封時のマニュアルなどにアプリダウンロード用のQRコードがあるはずなので、利用すると簡単にダウンロードが可能
アプリを立ち上げたあとは右上のDJIロゴ横をタップして機種をSparkを選択後、右上のメニューアイコンをタップして、QRコードを選択、ケース右横にあるQRコードをスキャンすると、アクティベートが開始されます。



iOS版のアプリ画面
あとはアプリの指示通りで、DJIのアカウントを登録、このアカウントに紐づくので、間違って違うアカウント(出先などで、開封して友達のアカウントで登録)すると、色々とめんどくさいことになるので気をつけましょう!あと、事前にDJIアカウントは作成しておくと楽です。アカウント登録作業ではSparkの電源をONにしておく必要があります。
機体ナンバー(シリアル)を確認するためです。
QRコードスキャン後の画面遷移



以上で登録が完了して、以後は機体の初期設定に入ります。
ほとんど画面を見ればわかるもので、機体名、表示単位、初心者モード、パームコントロール、操作モードとなっていきます。
それぞれをちょこっと解説



機体名は好きなものを、複数台所有している方などの管理用と言って等しいですね
単位は好きなものですが、Km/hが日本ではまずはわかりやすいかと、m/sでも問題なし
初心者モードは初めてドローンを触るかたであればONがおすすめ、あとで簡単にON/OFFできるので、どちれでもいいですけど、個人的にはONにしています。初回のテストフライトはONにしておいた方が無難ですね


アドバンスド・ジェスチャー・コントロールはパームコントロールのことで、Sparkの目玉機能でもあるので、基本はONで良いかと、送信機オンリーと言う方はOFFでOKデス
操作モードに関しては賛否ありますが、個人的に初めての方はモード2をおすすめ
日本ではモード1を進めるかたも多いですけどね。。。長くなるので、ここで解説はしませんが、競技などをするのでないのであればモード2が楽なことが多いです。
あとはシュミレーターと初心者必読、DJI Careのお知らせ後、元の画面に戻ってきて、アクティベートは完了です。この時、ファームウェアのアップデートがあるなしは購入先や購入時の状況により様々です。



ファームウェアアップデート
これは先も述べたように、状況によっては発生しない可能性があります。
また、ダウンロードは基本的にWifi経由となるので、SparkへのWifi接続から自宅等へのWifi接続への切り替えが必要になるので、わりとめんどいです。



左からWifiへ接続指示、ファームダウンロード、アップデート中です。
アップデートではSparkが数回再起動することがあります。
起動が完了したらSparkへWifi接続してあげると、アプリのアプデート状況が更新されます。
ファームのアップデートはそこそこの頻度で発生するので、使用する前にチェックしておくといいかと思います。使用するときに発生して、状況によってはSparkが使用できない場合もあるので、使用する前の日、数時間前などにWifiが確保できる場所でするのがおすすめです。
残りはキャリブレーション関係です。
IMUキャリブレーション
IMUとは?加速度計などのベースとなるセンサー機器のリセットです。
これはコンパスキャリブレーションも同様ですが、輸送や使用状況によってずれが生じることにより、機体を正しくコントロールするゼロの位置(例:機体が水平状態かどうか?)などにずれが発生することにより動作が不安定になります。このずれをリセットする作業です。IMUは使用頻度にもよりますが、月に1回は最低でも行なった方が良いです。
操作画面の上部やや右にあるドローンのアイコンをタップして、MCパラメーター設定内にあるセンサーを選択するとIMUとコンパスの状態確認画面になるので、ここでキャリブレーションボタンをタップして、あとは画面指示に従えばOKデス。


操作画面とMCパラメーター設定画面


IMUとコンパスの状態確認画面、画面下中央部にある「キャリブレートしてください」をタップするとそれぞれのキャリブレーションが実行されます。


IMUキャリブレート画面、指示に従えばOK、基本はプロペラを外して、画面の絵の通りにSparkをおくだけ、置く場所は水平が取れていることが大前提です。
コンパスキャリブレーション
これはIMUとほぼ同じですが、キャリブレーションするセンサーの違いです。
画面遷移もほぼ同じで、キャリブレーションする方法は、Sparkを手に持って回転させるだけです。


コツはあまり早く回転させすぎないことです。
コンパスキャリブレーションは簡単にどこでも実施可能なので、できればその日フライトする前に1度実施(エラーがなくても)して置くことがおすすめです。
キャリブレーションのポイント
キャリブレーションをするポイントとしては、動作がいつもと何か違う、予期せぬ動作があった、強風警告が幾度となくでて、ドローン本体が大きく流されたなど、ドローンが予定外の動作をした時はまずキャリブレーションと思った方がいいかと思います。クラッシュ時なども必須です。あとは、ファームウェアのアップデート後などです。
キャリブレーションは正しく実施できるのであれば、実施して悪いことは決して無いことなので、安全のためにも定期的に実施をおすすめします。
全くせずに放置して、フライトしている最中にキャリブレーションが必要とエラーがでて、コントロールが効かない、効きにくいなど不安定になるのは最悪です。
また、サードパティ製のアプリを使用するときも、事前いキャリブレーションを実施して置くことをおすすめします。これが正しい状態であることが前提で動作するアプリも存在しますので、誤動作の原因となります。
以上がセットアップの流れでした。
今回はレビューと言うより、自分用に覚書的な構成となりました
次回はテストフライトなので、今度はレビュー的なものになるかと思います。
ではでは


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