SJCAM SJ360 2K 360度カメラ VR 魚眼レンズ ファーストインプレッション

目玉のおやじ!は面白い!?!?


今回はSJCAM SJ360のファーストインプレです。
まだまだこれから使い込んでいく予定です。
なので、現時点でのレビューということだけご注意してください。

メーカー直販http://sjcamhd.com
Amazon.co.jp (SJ360で検索:http://amzn.to/2gZ7mRw)

現在(2016.12.14)は価格が1万7千円で16GBメモリーカード込みです。
海外から個人で購入すると、$149+送料$25ですので、単体購入ならばAmazon.co.jp等での購入はまだ妥当な値段設定かと思います。今後の変動があればチェックですね

開封と外観について


まずは兎に角にも開封の儀です。



第一印象は!目玉のおやじじゃん!!ってことと、小さい!!って感じです。



メーカーサイト(http://sjcamhd.com/sjcam-sj360/)などのイメージからは、手のひらにぎりぎり治るかな?ってぐらいかとおもったのですが、全然小さい!
もちろん商品サイズ等はチェックしていたのですが、それでも実物は小さい!と言いたくなりますね。



ざっくりサイズでは高さ5.5cm、幅も5.5cm程度です。重さは104g(バッテリー込み)



本体はマットな樹脂製で、当然ですが上部が全てレンズです。レンズ面が大きいことと、レンズカバーがないこと



何より驚きの防水ハウジングがない!(当然ついてくるものと思い、事前に確認していなくて驚き!!)ので、ホコリや何かに接触して傷がつきやすいです
ただ、専用のケースがついてくるので保管は問題ないかとおもいますが、撮影時には注意が必要かな?と思える感じです。



あとは、バッテリーが接続部はSJCAMのSJ4000やSJ5000シリーズと同じですが、端っこが本体に合わせてカーブしていますので、流用は難しいかもしれません
(時間があれば、流用可能かテストしてみます。)



もう一つ驚きは、充電・データ転送用のUSBが、miniUSBになっていることです。
SJ360とSJ6やSJ7が外部マイクに対応したことで、薄々気づいていたのですが、まさかなぁ〜いまさらminiUSBはないでしょ?とおもったら



やっぱりです。実は同時購入で、SJCAMのEXTERNAL MICROPHONEを購入したのですが・・・予感は的中でした。



こちらのEXTERNAL MICROPHONEについては別途レビュー予定ですので、気になる方はお待ちを!(コメント等あれば急ぐ可能性あり)

ちなみに下部にカメラ用のネジ穴があります。SJ360はウェアラブカメラに良くある三又コネクタではなく、ネジ穴がデフォルトです。
セットについてくるコネクタ関係もネジ穴を三又に変換して使用する前提の内容となっています。

インターフェイスについて


ボタンはシンプルに2つのみ、電源ボタンとModeボタンのみ



役割としては、電源ボタンが決定、Modeボタンがキャンセルor選択です。
液晶はこちらも割り基地の文字のみ3行表示です。通常は視認性に全く問題無しですが、太陽の下では見えないシーンがたたあります。



操作としては簡単で、電源長押しで電源ON、短押しは起動しない、誤動作防止?戸なっています。

起動後、電源ボタンを押すと録画が開始、modeボタンで撮影モードを変更となります。

(各モードアイコン)


ちなみに360度のカメラで気になるのが、どこが正面になるのか?ですが、液晶面が正面(上)になります。

映像について


映像サンプル等に行く前に今更ですが、主要スペックの確認です。
(メーカー情報と実物情報より)

センサー:SONY IMX078
チップセト:Novatek NT96660
映像コーデック:H264 MPEG-4 AVC
動画最大解像度:2048x2048(2K)
写真最大解像度:4032x3024
フレームレート:30fps
音声コーデック:AAC
チャンネル:ステレオ
サンプリングレート:48000Hz
画素数:12MP
保存メディア:microSDカード(Max64GB)
メディアフォーマット:Fat32(MBR) ※32GB以上exFatかは確認中です。

動画ファイル情報(設定:2048x2048)
ファイル容量:120MB/分(映像により増減あり)
ファイル階層:microSDカード/DCIM/Movie/2016_1111_11111_001.MP4
ファイル命名規則:西暦4桁_月日4桁_時間6桁_ナンバリング.MP4(ゼロ埋め)

写真ファイル情報(設定:4032x3024)
ファイル容量:2.9MB/枚(解像度と映像いより増減あり)
ファイル階層:microSDカード/DCIM/Photo/2016_1111_11111_001.JPG
ファイル命名規則:西暦4桁_月日4桁_時間6桁_ナンバリング.JPG(ゼロ埋め)

※タイムラプスビデオは動画ファイルと同一、フォトは写真と同様に保存されます。

ではまずは通常の映像としてのサンプルと比較です。
比較に使用したのはSJCAM M20ですが、あまり比較としては正しくないかと思いますね(汗)

01テスト録画



つづいて、上記の映像を360度カメラとしてYoutubeにアップロードした場合の映像です。
注意点としては、Youtubeの360度カメラの映像を見る際にはブラウザが限定されます。
Chrome、Firefox、Internet Explorer、Opera ですが、バージョンによっては未対応です。
ただし、「01テスト録画」の様に通常の映像としてみることはどのブラウザでも可能ですので、見れないということは今の所ない様です。

02テスト録画(VR加工)



さて、映像としては正直面白い!といのが先行してしまします。
今まで1つのカメラでは拾いきれていなかった映像が1枚に写っているのはただただ面白いとしか言いようがないですね

ただネックもある、2Kといいつつ、正確な2Kではなく、変則的な解像度です。
360度なのでいたしかたないですが、編集ソフトによっては、解像度の縦2048は4K扱いになるので、編集がしにくいです。専用ソフトなどが必要になる可能性があります。
ちなみにFinalCutProXでは4K扱いとして認識されました。

(FinalCutProXでの認識)


あと、これはウェアラブルカメラの定例ですが、音声がまったくと言っていいほど入りません!アウトです。サンプルを参照いただければわかるかと思います。

これについては外部マイクでフォローする方向でテスト実施予定です。しばしお待ちを!!

アプリについて


さほど特筆全てき点はないのですが、専用アプリではなく、SJCAMの汎用アプリSJCAM ZONEで使用可能です。



接続方法も他の機種と同様です。ただ違う点は、表示方法がVRや半球体など専用になっている点かと思います。
その他の設定項目等は他のシリーズとほぼ同様です。


ちょいと蛇足です。

Youtubeへのアップロードについて


未編集で、通常通りにアップロードすると4K扱いの正方形、たりない部分はブラックアウトで表示されいます。
なので、Youtube側に360度映像であることを認識させるためには専用のメタ情報を書き込む必要があります。
メタ情報とは、ファイルの日付や形式など情報が記載されている部分です。これにYoutube向けに360度動画であるという情報を書き込む必要があります。
手動でも不可能ではないのですが、Youtubeから簡単専用ツールがでているので、これを利用することで、簡単に作成が可能です。

Youtubeの360度映像に関する情報は下記を参照です。
https://support.google.com/youtube/answer/6178631?hl=ja

WindowsもMacも同様のアプリケーション「Spatial Media Metadata Injector」にてメタ情報を追記します。
映像の編集をするわけではないので、簡単で素早いです。ただ、ファイルのコピーをして書き込むので、ファイルのコピー時間だけかかります。
作業方法等は下記の通り(Mac版です。Windows版が必要でれあば連絡されたし!)

1.アプリケーションを起動

2.”Open”を押下して、対象ファイルを選択
3.”My Video is spherical(360)”にチェックを入れる(通常は自動ではいる)

4.”Inject metadata”を押下して、出力先を指定後、”save”を押下
5.しばらく待つと、アプリ上部に”Successfully saved file tp ファイル名”を表示されたら完了です。



あとは通常どおり、Youtubeへアップロードすると360度映像として認識されます。ただし、通常の映像と違い、完了してもしばらく時間がかかることがありますので、注意が必要です。


さて、最後にとりあえずまとめ

ファーストインプレッションのまとめ


映像としては面白いが、360度映像として加工するにはそこそこのノウハウが必要です。そのままでも面白いですけどね
ただ、Youtubeにあげた印象では、360度用になると映像が荒く見えます。まだまだ設定等に改善の余地があるかと思います。
現状は球体のままの方が綺麗かな?といった感じですね。

次回のAfter01編?または他の記事になるかもしれませんが、実際にアウトドア等で使用してみてどうなのか?ってところや
編集作業も今回はほぼ未編集でしたが、もう少し踏み込んでみてどうなのか?ってのをやれたらと思います。

ちなみに評価としては星4つです。スペックや映像にほぼ問題なし
ただ防水ハウジングがないこと、映像加工にひと手間いることなど、まだまだ素直に星5つとは言えない内容があるので、現状は星4つです。


おまけ映像?!タイムラプスビデオです。

撮影風景



タイムラプスビデオ(2K5s/fps)



では多分、次は秘境シリーズで登場かな?!?!

ではでは!

使用機材



保存保存

コメント

このブログの人気の投稿

Handbrake CLI で AMDとNVIDIA のGPUエンコードを使用するも・・・・No.01

AMD Radeon ReLive 音が録音できないトラブル