ウェアラブルカメラの逆光処理(朝日)比較



ウェラブルカメラの一つのポイントとして、逆光などの強い光に対する耐性といのがあります。使用用途にもよりますが、明暗が激しい映像などで、映像が全て飛んでしまうなんてこともあったり、なかったり・・・
ということで、手持ちの主要なウェアラブルカメラで朝日を直接撮影してみました。

撮影したのは下記の機種

比較機種一覧

※価格は調査時(2017年2月某日の物です。)

・GoPro HERO5Black
【国内正規品】 GoPro ウェアラブルカメラ HERO5 Black
ゴープロ (2016-10-03)
売り上げランキング: 113
価格:¥ 45,423

・SJCAM M20
価格:¥ 13,000

・SJCAM SJ6
価格:¥ 19,888 

・SJCAM SJ5000X
価格:¥ 14,450

・AKASO EK5000
価格:¥ 5,498

・Gizcam GZ10
価格:¥ 11,398

・WIMIUS Q3
価格:¥ 7,499

・WIMIUS Q6s
価格:¥ 7,980

・ELE ExplorerPRO
価格:¥ 15,000

・Mate cam X1
価格:¥ 12,150


映像チェック

条件として、全て最高解像度で30秒間撮影としています。今回対象とした機種はどれも、4K対応機種でしたので、必然的に全て4Kでの撮影となます
なので、本来であれば1080pなどの落とした解像度の方が画質がいいものもありますが、
今回は考慮していません!すべてハウジングなしで撮影です。
・機種名[設定]ファイル容量 
※各ファイルはおおよそ30秒撮影、映像や環境によって増減があります。

・GoPro HERO5Black[4K/30fps] 250MB


・SJCAM M20[4K/24fps] 97MB


・SJCAM SJ6[4K/24fps] 92MB


・SJCAM SJ5000x[4K/24fps] 84MB


・AKASO EK5000[4K/10fps] 178MB


・Gizcam GZ10[4K/30fps] 94MB


・WIMIUS Q3[4K/30fps] 157MB


・WIMIUS Q6s[4K/30fps] 149MB


・ELE ExplorerPRO[4K/24fps] 101MB


・Mate cam X1[4K/24fps] 107MB


ELE ExplorerPROが10分ほど遅れて撮影しましたが、あとはほぼ同じ時間帯で一気に撮影したため、光のぐあいとしては差がないと思います。

さて、印象ですが、明らかなものからです。
AKASO EK5000は言うまでもなくアウトですね。まったくダメです。明暗云々の前の問題で、完全に映像が吹っ飛んでます!そして、ファイル容量も地味に多いと最悪です。
WIMIUSが意外にいい感じにみえますが、拡大してみると、全体的に荒く、油絵状態になっています。また、明暗の部分として、太陽の下の山が、完全に飛んでいますね。

WIMIUS Q6s


WIMIUS Q3


GoProHERO5Black


SJCAM SJ6


上記の3台以外は割といい仕事をしている印象です。
SJCAM M20、Gizcam、ExplorerPROがフレアがでていますが、決して悪いという感じではない仕上がりです。
SJCAM SJ6とExplorerPROの空の青さは好みにもよりますが、実際よりより蒼く映っている印象で、この2台は標準設定はやや明るく写る傾向にある機種です。

GoProに関しては言うまでもなく良いです。全体的な仕上がりは頭一つ出ていると言えるかと思います。ただし、ファイルの容量、本体価格など考慮すると、総合パフォーマンスでは必ずしも1位ではない!という印象ですね

個人的な意見としては、SJCAM SL6の空の表現が一番好きですね!

さて、最後に全ての映像を4K/30fpsに変換した動画を作成しています。
実際の映像を見ていただいて、参考にしていただければ幸いです。

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